
PRD Therapeuticsは、北里大学薬学部の供田先生が発見されたシーズを実用化していくために立ち上げたスタートアップです。こちらのシーズをベースとしたファースト・イン・クラスの脂質代謝制御剤の開発事業を行っています。
もともと私は、供田先生のラボに学生として参加していました。修士課程修了後も特任助教として引き続きラボで働いていたのですが、供田教授の定年退職と私の任期終了のタイミングが重なり、「自分の研究成果から1つは薬を世に出したい」という供田先生の想いと、創薬研究・開発に興味を持っていた私の想いが一致し、2019年から供田先生と起業することを計画しました。最もポテンシャルがあると考えていたPRD化合物を使った新薬の実用化を目指して、さまざまな起業家向けプログラムに参加している中で大鵬イノベーションズの森さんにお会いし、2021年にPRD Therapeuticsを起業しました。
起業当時からビジネスとして参画しているのは私1人ですが、供田先生には社外取締役兼共同創業者になっていただいています。その後、新たに取締役が1名加入しましたので、現在事業に参画しているのは3名です。
大鵬イノベーションズは、インキュベーションパートナーとして、
起業前の2020年から細田 莞爾(ほそだかんじ)氏を支援してきた。
細田氏が、いかにして大鵬イノベーションズと出会ったのか。
インキュベーション契約締結に至るまでの経緯や起業後のエピソード、
日本において創薬ベンチャーが直面する問題について、
PRD Therapeutics株式会社代表取締役社長の細田氏(以下:細田)と
大鵬イノベーションズの森 文隆氏に語っていただいた。